WAMPLER / Black ’65生産完了
1960年代の「ブラックフェイス」あるいは「ブラックパネル」と呼ばれる、アメリカ製の名アンプ群。その澄んだトーンと豊かな倍音を1台に収めた、Brian Wampler によるアンプ・イン・ア・ボックスである。特定の1機種の再現ではなく、Twin・Vibrolux・Deluxe Reverb といったブラックフェイス期のアメリカン・ボイスに共通する質感を独自に解釈した。クリーンなアンプに通せば当時のトーンを忠実に再現し、既存のリグに繊細なざらつきを足す使い方もできる。3バンドEQで低域・中域・高域を追い込め、ゲインを上げれば実機のようにアンプらしく破綻していく。要となるのが Boost スイッチで、回路の前段にブースターを加えるように働き、低ゲインから高ゲインへと歪み量を一段引き上げる。アンプへ挿しても、キャビネットシミュレーターや IR ローダーへ直結しても機能する。コントロールは Volume・Gain・Bass・Middle・Treble に Boost スイッチ。電源は9V DC(電池駆動も可)・消費電流は9V時約3mA、18V時約9mA。アメリカ製・限定生産。
| ブランド | WAMPLER |
| 幅 | 63.5mm |
| 奥行 | 114.3mm |
| 高さ | 38.1mm |
| 消費電流 | 3mA |
スペックはメーカー公表値に基づく参考情報です。詳しくは免責事項をご覧ください。
WAMPLER について
Wampler は、アメリカのブティック・ギターエフェクター・ブランド。創業者の Brian Wampler が、市販ペダルの改造(mod)から出発し、既製品に満足できず独自の回路設計へと踏み込んだことがブランドの原点となっている。現在はオーバードライブ・ディストーション・ファズを中心に、コンプレッサーやディレイ、モジュレーションまで幅広く手がけている。
設計は Brian Wampler 自身が主導し、アメリカ国内で製造。ブルース、カントリー、ロック、メタルとジャンルを問わず多くのギタリストに支持されている。Brent Mason、Brad Paisley、Andy Wood、Cory Wong、Tom Quayle といったアーティストとの関係も深く、それぞれのシグネチャーモデルを展開している。とりわけ Brad Paisley との縁は、Brian がライブ会場で自作の改造ペダルをステージへ差し入れた逸話から始まったものである。
Brian Wampler はブランドの運営にとどまらず、ペダル設計を教えるオンライン講座やポッドキャストを通じて自作エフェクターの知識を発信しており、DIYコミュニティにおいても知られた存在である。