Suhr / Thornicus Fuzz
Kevin SuhrとIan Thornleyの共同開発による2チャンネル・ファズ。左のFUZZチャンネルと右のOCTAVEチャンネルがそれぞれ独立したコントロールとフットスイッチを持ち、2つの音色を個別に作り込んで瞬時に行き来できる。各チャンネルに専用のトーンコントロールを備え、丸みのある音から鋭く攻撃的な音まで別々に設定できる。オクターブ回路はピッキングのニュアンスに反応する荒削りな倍音を狙ったもので、どのピックアップポジション・どの音域でも演奏に追従する。MIDI(PC/CC)で各チャンネルのオン/オフを制御可能。リレー式トゥルーバイパス。電池は使用できず、9VDCセンターマイナスのパワーサプライで駆動する。
| ブランド | Suhr |
| 幅 | 114mm |
| 奥行 | 135mm |
| 高さ | 60mm |
| 重量 | 544g |
| 消費電流 | 30mA |
スペックはメーカー公表値に基づく参考情報です。詳しくは免責事項をご覧ください。
Suhr について
1997年、John Suhrが受注生産のカスタムギターを作る小さな工場を立ち上げたのがSuhrの始まりである。出発点はさらに古く、ニュージャージーでバンド活動をしていた頃、理想の音を求めて自分の楽器を作り始めたことにさかのぼる。1980年代前半にはニューヨークのRudy’s Music StopでRudy Pensaと組み、「Pensa-Suhr」名義のギターを製作。Mark Knopfler、Eric Clapton、Peter Frampton、Lou Reed、Steve Stevensらがその顧客に名を連ねた。
1991年には真空管アンプ設計への関心からRobert Bradshawと組み、CAA 3+/3+SEプリアンプとCAA OD100アンプを設計。その4年後にはFender Custom ShopのSenior Master Builderとして、受注製作と新製品の研究開発に携わっている。ギターの製作とリペア、真空管アンプの設計、カスタムショップでの一点物づくり——現在のSuhrがギター、ベース、アンプ、ピックアップ、エフェクターまでを一社で手がけているのは、事業を広げた結果というより、創業者が通ってきた領域がそのまま製品ラインとして残っているためである。
現在はJohnの息子であるKevin Suhrが加わり、彼がアーティストと共同で設計したThornicus Fuzzのような製品も生まれている。