Suhr / Riot(旧)生産完了
2009年に登場したSuhr初のディストーション・ペダル。良質な100Wチューブアンプを思わせる歪みとタッチレスポンスを持ち、多くのディストーションにありがちな輪郭のぼやけや人工的な高域を排した設計を特徴とする。Dist/Level/Toneの3ノブと3ポジションのVoicingスイッチという構成は現行モデルと同じで、回路も現行のRiotに継承されている。FX Link端子(1/8インチ・モノラル)による外部スイッチからのオン/オフ制御、電池電圧が4V以下になると自動的にバイパスへ移行するバッテリーモニターを搭載。9〜18VDCで動作する。2024年夏に筐体カラーが黒(Black Edition)へ変更される以前の仕様であり、中身は現行Riotと同一。中古市場で見かける旧カラー個体はこの世代にあたる。
| ブランド | Suhr |
| 幅 | 64mm |
| 奥行 | 114mm |
| 高さ | 32mm |
| 重量 | 340g |
| 消費電流 | 8mA |
スペックはメーカー公表値に基づく参考情報です。詳しくは免責事項をご覧ください。
Suhr について
1997年、John Suhrが受注生産のカスタムギターを作る小さな工場を立ち上げたのがSuhrの始まりである。出発点はさらに古く、ニュージャージーでバンド活動をしていた頃、理想の音を求めて自分の楽器を作り始めたことにさかのぼる。1980年代前半にはニューヨークのRudy’s Music StopでRudy Pensaと組み、「Pensa-Suhr」名義のギターを製作。Mark Knopfler、Eric Clapton、Peter Frampton、Lou Reed、Steve Stevensらがその顧客に名を連ねた。
1991年には真空管アンプ設計への関心からRobert Bradshawと組み、CAA 3+/3+SEプリアンプとCAA OD100アンプを設計。その4年後にはFender Custom ShopのSenior Master Builderとして、受注製作と新製品の研究開発に携わっている。ギターの製作とリペア、真空管アンプの設計、カスタムショップでの一点物づくり——現在のSuhrがギター、ベース、アンプ、ピックアップ、エフェクターまでを一社で手がけているのは、事業を広げた結果というより、創業者が通ってきた領域がそのまま製品ラインとして残っているためである。
現在はJohnの息子であるKevin Suhrが加わり、彼がアーティストと共同で設計したThornicus Fuzzのような製品も生まれている。