MAXON / SM9pro+

MAXON / SM9pro+
1970年代後半のNWOBHMムーブメントの中で発売されたMAXON SM9のディストーションコアをベースに、四半世紀の時を経てSM9Pro+(Super Metal)として生まれ変わったモデル。中域をカットしたハイゲインディストーションで、NWOBHM系サウンドから近年のダウンチューニングを用いたヘビーロック・ラウドロック系まで幅広いセッティングに対応。9V/18V電圧切替スイッチを搭載し、18V選択時のみ内部DC-DCコンバーターが動作。9V選択時はコンバーターが動作しないため電池寿命も向上する。純日本製。
ブランド MAXON
74mm
奥行 124mm
高さ 54mm
重量 600g
消費電流 12mA
     
MAXON について
日本 / 1966 設立

Maxon(マクソン)は、長野県松本市に本社を置く株式会社 日伸音波製作所(にっしんおんぱせいさくしょ)が展開する、日本のエフェクターブランドである。日伸音波の創業は1966年。当初はギター用ピックアップの製造を主業としていたが、1960年代末から他社製エフェクターのOEM生産を手がけるようになり、そこで培った技術を土台に、1971年に自社ブランドとしてMaxonを立ち上げた。
Maxonの名を語るうえで欠かせないのが、星野楽器のIbanezブランドとの関係である。日伸音波はIbanez向けにエフェクターをOEM供給しており、当初はMaxonを国内市場向け、Ibanezを海外輸出向けとして、中身は同一の製品を二つの名で送り出していた。ロゴ以外はほぼ瓜二つ、という個体が存在するのはこのためだ。
その象徴が、1979年に登場した初代チューブスクリーマー、Ibanez TS808である。設計を担ったのは日伸音波の技術者・田村進。ハードにクリップさせるファズやディストーションとは異なり、真空管アンプがほどよく歪んだような、中域に芯のあるドライブサウンドを狙ったこのペダルは、スティーヴィー・レイ・ヴォーンらの愛用によって世界的な名機となった。同じ回路はMaxon名義のOD808としても流通し、両ブランドはオーバードライブ史にその名を刻んでいる。
2000年代に入り星野楽器が自社生産へと舵を切ったことで、MaxonとIbanezはそれぞれの道を歩み始めた。以後もMaxonは、歪みものからアナログディレイ、モジュレーションに至るまで、MADE IN JAPANにこだわった質の高いエフェクターを送り出し続けている。派手さより実用と質感——その一貫した姿勢が、いまなお世界のギタリストに支持される理由である。

MAXON 公式サイト
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