Seymour Duncan / Power Stage 700

Seymour Duncan / Power Stage 700
ラックマウントに対応した、1chあたり700Wのステレオ・パワーアンプ。モデラーやエフェクトプロセッサー、ペダルボードで作り込んだ音を、色付けの少ないクリーンな出力でそのまま鳴らすことを目的としている。独立したステレオの入出力を備え、緻密に組み上げたアンプサウンドをパワーと明瞭さ、そして温かみをもって再生する。

XLRライン出力にはTrue Cab Circuitry(TCC)を搭載しており、ステージ上ではキャビネットでモニターしながら、フロントには実際にスピーカーを鳴らしたときの質感と応答を持つ信号を送れる。3バンドEQはメニューを掘ったりパッチを編集したりせずに音を追い込むためのもので、シグナルチェーンの最終段に置かれたトーンコントロールとして機能する。歪みペダルを通した音をバイパスすれば、そのままクリーンチャンネルとして使え、ペダルの組み合わせを2チャンネルアンプのように扱える。100V〜240V対応の電源を持ち、世界中どの会場のどのキャビネットにも接続できる。

スタジオでも有効で、XLR出力を使えばインピーダンスの問題を気にせずペダルボードをDAWへ直接送れる。ステレオ動作を活かし、片チャンネルにペダルボードの音、もう片方に完全なドライ音を送るといった重ね録りやリアンプにも対応する。

コントロールは3バンドEQ。出力はspeakONのスピーカーアウト2系統とステレオXLR DI出力。設計・組み立てはカリフォルニア州サンタバーバラの自社工場による。
ブランド Seymour Duncan

スペックはメーカー公表値に基づく参考情報です。詳しくは免責事項をご覧ください。

Seymour Duncan について
アメリカ / 1976 設立

Seymour Duncan(セイモア・ダンカン)は、アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラを拠点とするピックアップメーカーである。1976年、ギタリストであり職人でもあるセイモア・W・ダンカンが、当時の妻キャシー・カーター・ダンカンとともに創業した。

創業以前からダンカンの歩みは尋常ではない。1960年代末にはピックアップの巻き直しや修理で頭角を現し、1973年にはレス・ポールの勧めでロンドンへ渡る。ロンドンのフェンダー・サウンドハウスでは、ジェフ・ベックやエリック・クラプトン、ジミー・ペイジといった名手たちの機材に手を入れた。名手の求める音を間近で学んだ経験が、後のピックアップ設計の土台となっている。

同社の代名詞ともいえるJB(SH-4)は、もともとジェフ・ベックのために巻かれた一基が原型である。太いミッドと締まった低域、伸びやかなサスティンを備えたこのハムバッカーは、録音史上もっとも多く使われたピックアップのひとつに数えられる。以後、'59やCustom、Pearly Gatesなど数々の定番機を世に送り出し、交換用ピックアップという分野そのものの基準を築いた。

ヴィンテージからモダンなハイゲインまで、カバーする音域の広さも同社の強みである。2012年にはヴィンテージ・ギター誌の殿堂入りを果たした。半世紀を経た現在も、サンタバーバラの工場で一基ずつ手巻きされる米国製にこだわり続けている。

日本国内への輸入・流通は、ESP(株式会社イー・エス・ピー)が代理店業務を行なっている。

Seymour Duncan 公式サイト
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