4ブロック構成のエフェクト部
FX1〜FX4の4ブロックに、120種類のエフェクトから任意のタイプを割り当てる方式。同じエフェクトを複数のブロックに重ねて使うことも可能。ブロックの並び順は自由に入れ替えられ、直列/並列の接続も切り替えられる。
収録エフェクト
歪み系(OD/DS)は35種類。BD-2、OD-1、OD-2、MT-2、HM-2、ML-2といったBOSS歴代ペダルをベースにしたタイプに加え、TS-808、KLON CENTAUR、RAT、GUV’NOR、DISTORTION+、FUZZ FACE、Big Muffのモデリングを収録。MXR Bass D.I.+やSANSAMP BASS DRIVER DIなど、ベース用ドライブも含む。
ディレイは13タイプ。Roland RE-201(SPACE ECHO)、Binson Echorec2、BOSS DD-20のモデリングのほか、REVERSE、SHIMMER、GLITCHなどの個性的なタイプも備える。ディレイ・タイムは最大2000ms。リバーブはHALL、ROOM、PLATE、SPRING、SHIMMERなど8タイプ。
モジュレーションはCHORUS、FLANGER、PHASER、SCRIPT PHASER、CLASSIC-VIBE、ROTARY、TREMOLO、SLICER、RING MODなど。ピッチ系はPITCH SHIFT、HARMONIST、OCTAVE、HEAVY OCTAVE、S-BEND、PEDAL BEND、TUNE DOWN。ほかにアコースティック・ギター/シタールのシミュレーター、ギター/ベース・シンセ、DEFRETTER、HUMANIZER、FEEDBACKER、各種ワウ、コンプレッサー、EQ、SLOW GEARも収録する。
ユーティリティ・ブロックとグローバルEQ
FX1〜4とは別枠で、フット・ボリューム、ノイズ・サプレッサー×2、センド/リターン、ディバイダー/ミキサーを装備。いずれもチェイン内の任意の位置に配置できる。ディバイダー/ミキサーは信号をA/Bの2系統に分け、ステレオでミックスするか、L/Rに振り分けて出力するかを選べる。最終段には、サウンド全体を整えるグローバルEQを備える。
GEAR SUITE
エフェクト・タイプごとに調整済みの設定が複数用意されており、つまみを回すだけで呼び出せる機能。エディットした設定をGEAR SUITEに保存することも可能。
マニュアル・モードとメモリー・モード
マニュアル・モードは、フットスイッチで各ブロックを個別にオン/オフする使い方。コンパクト・ペダルを並べたような操作感になる。メモリー・モードは、エフェクト構成ごと保存したメモリーを切り替える使い方。メモリーはユーザー128+プリセット128(ギター用/ベース用)。メモリー切り替え時にディレイやリバーブの残響を残すキャリーオーバーにも対応する。
フットスイッチと外部コントロール
2基のフットスイッチには、ブロックのオン/オフ、メモリーのアップ/ダウン、マスター・バイパス、タップ・テンポなどを割り当てられる。割り当ては本体共通にもメモリーごとにも設定可能。フットスイッチ周囲のLEDは上下に分かれており、割り当てられている機能を色で示す。CTL1・2/EXP端子には、外部フットスイッチ2台またはエクスプレッション・ペダル1台を接続できる。
入力設定
楽器タイプ(ギター/ベース)と入力ゲイン(-10〜+10dB)の組み合わせを最大10パターン保存できる。楽器を持ち替える場面を想定した仕様。
接続端子とMIDI
オーディオ端子はINPUT L/R、OUTPUT L/Rの4系統。R側の2端子は、「ステレオ入出力」と「センド/リターン」のどちらとして使うかを設定で切り替える。センド/リターンにすると外部ペダルをチェイン内の任意の位置に組み込めるが、その場合はステレオ入出力として使えない。
MIDI端子はTRSミニ・タイプのIN/OUT。送受信チャンネルの設定、MIDIクロックの受信と出力、外部ペダル操作のコントロール・チェンジ出力に対応する。USB Type-C端子経由でのMIDI送受信やクロック同期も可能。
内部仕様
サンプリング周波数48kHz、AD変換24ビット+AF方式、DA変換32ビット、内部演算32ビット浮動小数点。入力インピーダンスは1MΩ。