EarthQuaker Devices / Cloven Hoof

EarthQuaker Devices / Cloven Hoof
Cloven Hoofは、EarthQuaker Devicesのファズ。人気機種Hoofをベースに、あえてゲルマニウムを使わず4基のシリコントランジスタで構成した、よりハイゲインな発展型である。Hoofが持つ音色の明瞭さと中域コントロールはそのままに、歪みの量と低音を増強している。

・人気機種Hoofをベースにした、よりハイゲインな発展型のファズ。ゲルマニウムを使わず4基のシリコントランジスタで構成。
・シリコンのみの構成で外気温の影響を受けにくく、Hoofより歪みの量を増強。Fuzzの可変幅はHoofの約4倍。
・回路の要所にNOSのカーボン抵抗を使用し、ビンテージ寄りの質感を狙った設計。
・Toneは中域が常に平均的に出るよう設計され、低音の出方も良好でベースにも対応。ShiftはHoof同様に中域を増減。
・電子リレー方式のトゥルーバイパス。電源は9V専用(バッテリー/2.1mmセンターマイナス)。
ブランド EarthQuaker Devices
64mm
奥行 121mm
高さ 57mm
消費電流 14mA
メーカー公式デモ動画
     

Cloven Hoofは、EQDの人気機種Hoofを発展させた、よりハイゲインなファズである。Hoofが持つ音の明瞭さと幅広い音色変化をそのままに、ファズの質感を増し、低音を加え、歪みの量を大きく引き上げている。EQDはこれを「ファズグラインダー」と称している。

回路上の最大の違いは、Hoofがゲルマニウムとシリコンのハイブリッドだったのに対し、Cloven Hoofはあえてゲルマニウムを使わず、選定したシリコントランジスタを4基使用している点である。これにより外気温の影響を受けにくく、より多くの歪みを得ることに成功している。加えて、回路の要所にはNOSのカーボン抵抗を用い、ビンテージ寄りの質感を狙っている。Fuzzの可変幅はHoofの約4倍とされ、低く設定すれば真空管的な自然な歪み、上げきれば強烈なファズまで対応する。

コントロールは4つで、配置・機能はHoofと共通。Levelが音量、Fuzzがファズの量(右で増加)、Toneは左で低音寄り・右で高音寄りだが、中域が常にある程度残るよう設計されており低音が出やすい。Shiftは中域の増減で、右でクラシックなマフ的に中域が削れ、左で中域が前に出る。ToneとShiftは互いに効き方が変わるため、セットで追い込むとよい。フットスイッチは電子リレー方式のトゥルーバイパスで、電源が供給されないと信号は出力されない。

ゲルマニウム/シリコンのハイブリッドで素直でバランス重視の音を狙うなら前身にあたる Hoof 、ファズ量と低音をさらに求めるならCloven Hoof、という住み分けになる。

EarthQuaker Devices について
アメリカ / 2004 設立

EarthQuaker Devices(アースクエイカー・デバイセズ)は、2004年にジェイミー・スティルマンがアメリカ・オハイオ州アクロンの自宅地下室で立ち上げたエフェクターブランドである。ミュージシャンとして数々のバンドで活動し、地元でレコードレーベルを運営していたスティルマンが、壊れたオーバードライブの修理をきっかけに回路設計にのめり込み、独学でペダル製作を始めたのがその原点だ。

初期のHoofやDisaster Transport、Ghost Echoといった名機は、すべて彼が地下室で基板の実装からハンダ付け、筐体のプリント、組み立て、梱包、発送までを一人でこなして作られていた。2006年から2010年のあいだに、スティルマンは実に2000台ものペダルを自らの手で組み上げたという。

やがて注文が地下室のキャパを超え、2011年には妻のジュリー・ロビンスが銀行員の職を辞してCEOとして参画。2015年には約1400平方メートルの本社ビルへ移転し、現在は50名を超えるスタッフを抱える。それでも「一台ずつ、手作業で、大変なやり方で」というものづくりの姿勢は変わらず、すべての製品にいまも "Made in Akron, Ohio" が刻まれている。

シンプルで扱いやすく、それでいて音の探求へと誘う出発点であること――EarthQuaker Devices が掲げるこの理念は、ファズやディレイ、モジュレーションといった各機種の個性豊かなサウンドに色濃く表れている。全製品が手作り・手検品され、本国アメリカでは永久保証(ライフタイム・ワランティ)を掲げるという徹底ぶりも、このブランドが世界中のギタリストに支持される理由のひとつだ。

なお、日本国内の正規輸入品はヤマハミュージックジャパンの取り扱いとなり、保証は同社の規定に準じる。

EarthQuaker Devices 公式サイト
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