EarthQuaker Devices / Plumes
定番のチューブスクリーマー(TS系)を EarthQuaker Devices 独自の解釈で再設計したオーバードライブ
Level・Gain・Tone のシンプルな3ノブ構成
3種のクリッピングモードをトグルで選択(対称LED/クリッピング無し/非対称シリコン)
Mode1は歪み多めでコンプレッション感、Mode2はクリーンブースト、Mode3はトランスペアレント感のあるゆるい歪み
オリジナルのTSより効きの幅を広げたトーンコントロール(低音から高音までカバー)
JFET入力でインピーダンス約10MΩ、低ノイズで原音を安定させる
内部で±9Vに昇圧し高いヘッドルームを確保、立体感のある歪み
フレキシ・スイッチ搭載でラッチ/モーメンタリー両対応(電子リレー式トゥルーバイパス)
ギターだけでなくベースやシンセにも対応
米オハイオ州アクロンでハンドメイド生産
生産完了となった Dunes の実質的な後継機
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ブランド |
EarthQuaker Devices |
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幅 |
64mm |
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奥行 |
121mm |
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高さ |
57mm |
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消費電流 |
25mA |
Plumes(プルームス)は、”真空管をスクリームさせる”あの定番——チューブスクリーマー(TS系)——を、EarthQuaker Devices が独自の解釈で作り直したオーバードライブ。すでに開発され尽くした王道回路に新たな視点を注ぎ、原音を活かしながら別次元の歪みを楽しめるよう設計されている。生産を終了した Dunes の実質的な後継機にあたり、「small signal shredder(小信号のシュレッダー)」を名乗る EQD版TSの決定版といえる一台。
回路面での最大の特徴は、定番の4558系ICとBJTバッファから敢えて離れ、JFET入力を採用して入力インピーダンスを約10メガオームまで引き上げた点。これによりノイズを抑えつつ原音を安定させ、高域の伸びを獲得している。入力された9Vは内部で±9Vに変換され、通常より高いヘッドルームを確保。結果として、クリアで立体感のある歪みが真空管アンプを力強く押し出し、うるさいバンドアンサンブルの中でも抜けてくるリードトーンを生む。
音色の核となるのが3つのクリッピングモード。Mode 1(対称LEDクリッピング)は最も歪みが多くコンプレッション感のあるモードで、クリーンアンプと組めばブリティッシュアンプ的な歪みが得られる。Mode 2(クリッピング無し)は信号をダイオードに通さないオペアンプ歪みで、クリーンブーストに最適。Mode 3(非対称シリコンダイオード)はTS本来の”スクリーマー”に最も近く、原音にわずかな歪みが混じるトランスペアレント寄りのトーンとなる。いずれも低音のレスポンスが暖かく、アンプにも耳にも優しい出音である。
オリジナルのTSで不満の残りやすかった効きの狭いトーンコントロールも大幅に改善され、低音から高音まで広いレンジをカバー。中域を殺さず、締まりのある出音と豊かなサステインを両立している。フットスイッチはフレキシ・スイッチ(Flexi-Switch)仕様で、一度踏んでオン/オフを切り替えるラッチ式と、踏んでいる間だけ効くモーメンタリー式の両方に対応する電子リレー式トゥルーバイパス。ギターはもちろん、ベースやシンセに使っても存在感のある歪みを加えられる。米オハイオ州アクロンでのハンドメイド生産。
EarthQuaker Devices について
アメリカ / 2004 設立
EarthQuaker Devices(アースクエイカー・デバイセズ)は、2004年にジェイミー・スティルマンがアメリカ・オハイオ州アクロンの自宅地下室で立ち上げたエフェクターブランドである。ミュージシャンとして数々のバンドで活動し、地元でレコードレーベルを運営していたスティルマンが、壊れたオーバードライブの修理をきっかけに回路設計にのめり込み、独学でペダル製作を始めたのがその原点だ。
初期のHoofやDisaster Transport、Ghost Echoといった名機は、すべて彼が地下室で基板の実装からハンダ付け、筐体のプリント、組み立て、梱包、発送までを一人でこなして作られていた。2006年から2010年のあいだに、スティルマンは実に2000台ものペダルを自らの手で組み上げたという。
やがて注文が地下室のキャパを超え、2011年には妻のジュリー・ロビンスが銀行員の職を辞してCEOとして参画。2015年には約1400平方メートルの本社ビルへ移転し、現在は50名を超えるスタッフを抱える。それでも「一台ずつ、手作業で、大変なやり方で」というものづくりの姿勢は変わらず、すべての製品にいまも "Made in Akron, Ohio" が刻まれている。
シンプルで扱いやすく、それでいて音の探求へと誘う出発点であること――EarthQuaker Devices が掲げるこの理念は、ファズやディレイ、モジュレーションといった各機種の個性豊かなサウンドに色濃く表れている。全製品が手作り・手検品され、本国アメリカでは永久保証(ライフタイム・ワランティ)を掲げるという徹底ぶりも、このブランドが世界中のギタリストに支持される理由のひとつだ。
なお、日本国内の正規輸入品はヤマハミュージックジャパンの取り扱いとなり、保証は同社の規定に準じる。
EarthQuaker Devices 公式サイト